米国株投資

【比較】米国株の手数料を完全解説【0円・最安情報あり】

悩んでいる人
悩んでいる人
米国株の手数料がよく分からないなあ。売買手数料・為替・信託報酬・・・色々あって複雑で難しそう。誰かに分かりやすく教えてほしいなあ。結局はどうするのが正解なんだろう?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・米国株投資の手数料の種類
・米国株投資の手数料の内容

米国株投資家のウォール街ちん太(@wall_gai_chinta)です。

僕は米国株投資を4年やっていて、現在は米国株を1700万円ほど運用しています。

マネックス証券を使っていて、これまで米国株投資に通算でかかった手数料は約1万5000円です。

※ 主な手数料は購入手数料です(画像は22ドルの手数料)

日本で米国株に投資する時の手数料は主に3種類です。

・為替手数料
・売買手数料
・管理手数料

色々と手数料の種類があるので、初心者には複雑で非常に分かりにくく感じると思います。

そこで、この記事では米国株投資にかかる手数料について分かりやすくまとめていきます。

この記事を読めば複雑な米国株投資の手数料が理解できますので、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。

米国株の手数料(楽天・SBI・マネックス・DMM株)

 

日本で米国株に投資する時の手数料は以下の通り(時系列順)。

①為替手数料(円→ドル)
②購入手数料
③管理手数料(※ ETFのみ)
④売却手数料
⑤為替手数料(ドル→円)

この5種類です。

各証券会社で項目ごとの手数料が違います。

米国株を扱う主要な証券会社の手数料は以下の通り。

※ 他社より優位な箇所は赤字で表記

SBI証券 楽天証券 マネックス証券 DMM株
①為替手数料(円→ドル) 25銭(4銭)※1 25銭 25銭 ※2 25銭
②購入手数料 購入額の0.45% (最低0ドル~最大20ドルまで) ※3 無料(0円)
③管理手数料 同じ
④売却手数料 売却額の0.45% (最低0ドル~最大20ドルまで)  無料(0円)
⑤為替手数料(ドル→円) 25銭(4銭)※1 25銭 25銭 25銭 ※4

※1 SBI証券の系列の住信SBIネット銀行を使えば4銭可能
※2 キャンペーン中は無料になる
※3 主要なETFを買う場合は実質無料になる
※4 配当の場合は25銭ではなく1円かかる

手数料は横並びが多いですが、各項目でどこか1社が飛びぬけて有利という感じです。

①為替手数料(円→ドル):SBI証券が最安、マネックス証券がキャンペーン中は無料
②購入手数料:DMM株が無料(0円)
③管理手数料:同じ
④売却手数料:DMM株が無料(0円)
⑤為替手数料(ドル→円):SBI証券が最安

以下、具体的に解説します。

①為替手数料(円→ドル)

1ドル=25銭(0.25円)

米国株を購入するにはドルが必要なので、まず円をドルに換えます。

その時の手数料は、4社とも1ドルの交換につき25銭(0.25円)です。

1ドル=100円で考えると以下の通り。

・1万円→100ドルになる=為替手数料25円
・10万円→1000ドルになる=為替手数料250円
・100万円→10000ドルになる=為替手数料2500円

米国株を購入するには、「①円をドルに換える」・「②ドルで米国株を買う」という2段階の手続きが原則として必要です。

もっとも、それらを一度にまとめて行う「円貨決済」も可能です。

円貨決済ならば、いきなり米国株を買う手続きが可能で、内部で「円→ドル」の交換も自動的に証券会社がやってくれます。

※ その場合でも為替手数料はかかります

ちなみにDMM株は米国株取引で円貨決済のみしか扱っていません。

住信SBIネット銀行が最安 1ドル=4銭(0.04円)

SBI証券のみ系列の「住信SBIネット銀行」の外貨預金を使って為替手数料を4銭(0.04円)にできます。

住信SBIネット銀行の外貨預金を使った場合の具体例です。

・1万円→100ドル=為替手数料4円
・10万円→1000ドル=為替手数料40円
・100万円→10000ドル=為替手数料400円

住信SBIネット銀行でドルの外貨預金をして、そのドルをSBI証券に移すことが可能なので実質の手数料が安くできます。

通常の25銭から6分の1以下の4銭になります。

この方法を使えばSBI証券が為替手数料は最安です。

※ ちなみに、SBI証券ではさらに安い為替手数料にする方法が存在します。

・住信SBIネット銀行の外貨積立=2銭(0.02円)
・SBI証券のFXを使う=0.27銭(0.0027円)

ただ、この2つには使いづらさもあります。

外貨積立はあくまで「積み立て」なので、一度に多くの資金を円からドルに換えることはできません(積み立て額を大きくすれば可能かもしれませんが・・・)。

SBI証券のFXでドルを円に換える時の手数料は0.27銭(0.0027円)と格安ですが、最低でも100万円ほどは必要なのでかなり大きな金額限定の手段です。

ほんのわずかな金額でも絶対に安くしたいという人は検討してもいいですが、多くの人はさすがにそこまで細かい安さを求めても労力が割に合わないのでは・・・というのが私見です。

(※ 外貨預金の4銭はおすすめしますが、それ以上は細かいので詳細の説明は省略します)

②購入手数料

約定金額の0.45%(0~20ドル)

米国株の購入手数料は約定金額の0.45%です。

ただし、以下の場合のみ0ドルになります。

・マネックス証券=約定金額が1.11ドル以下
・楽天証券・SBI証券=約定金額が2.22ドル以下

そして、約定金額がどれだけ大きくても、購入手数料の上限は20ドルです。

具体例は以下の通り。

・50ドル分購入=22.5セント
・100ドル分購入=45セント
・500ドル分購入=2.25ドル
・1000ドル分購入=4.5ドル
・10000ドル分購入=20ドル(上限)
・100000ドル分購入=20ドル(上限)

0ドルになるのは極めて少額の場合だけなので、ほぼ毎回確実に手数料はかかるとみて間違いありません。

※ 数字は全て税抜きのものです。実際は10%の消費税が上乗せされます(例:税抜き20ドル→税込み22ドル)。

DMM株は完全無料!

DMM株は米国株の購入手数料が完全無料(0円)です。

条件なしに完全にゼロなので、手数料の計算の必要もありません。

米国株の購入手数料ではDMM株が証券会社の中で完全優位です。

主要なETFは無料 (楽天・SBI・マネックス)

楽天証券・SBI証券・マネックス証券の3社でも、米国株の主要なETFは無料化またはキャッシュバックという形で購入手数料が実質無料になっています。

・VOO
・VTI
・VT

米国株投資で有名な上記3つのETFに加えて、他にも各社でいくつかのETFが無料化の対象です。

ちなみにキャッシュバックの場合は税抜き価格で戻ってくるので、実質は税金分だけは購入手数料がかかります。

・マネックス証券 VOO購入(購入手数料22ドル)

 

・1ヶ月後に税抜き手数料の20.00ドルがマネックス証券から受け渡し

 

現在は楽天証券が完全無料でSBI証券・マネックス証券がキャッシュバックという形ですが、時間が経てばかわる可能性はあります。

③管理手数料

管理手数料はETFを保有している場合のみかかります。

証券会社ごとに違いはなく、個別のETFにそれぞれ管理手数料(信託報酬)は設定されています。

米国株の主要なETFの管理手数料は以下の通り。

・VOO=保有額の0.03%
・VTI=保有額の0.03%
・VT=保有額の0.08%
・SPYD=保有額の0.08%

なお、この管理手数料は年に1回引かれるのではなく、毎日に日割りの計算で内部で引かれています。

そのため、管理手数料が具体的にいくらの数字かは表示されることはありません。

④売却手数料

売却手数料も購入手数料と同じで「約定金額の0.45%で最低0ドル~最大20ドル」です。

DMM株は売却手数料も完全無料(0円)です。

一部のETFが購入無料だったのとは違い、楽天証券・SBI証券・マネックス証券ではそれらを売却しても普通に売却手数料はかかります。

売却手数料は購入手数料と同じくDMM株が完全優位です。

⑤為替手数料(ドル→円)

最終的にドルを円に戻す場合、円からドルに換えた時と同じく為替手数料がかかります。

これは「円→ドル」の時と同じ手数料です。

原則は「1ドル25銭(0.25円)」。

・100ドル→1万円になる=為替手数料25円
・1000ドル→10万円になる=為替手数料250円
・10000ドル→100万円になる=為替手数料2500円

SBI証券で住信SBIネット銀行を使えば「1ドル4銭(0.04円)」。

・100ドル→1万円になる=為替手数料4円
・1000ドル→10万円になる=為替手数料40円
・10000ドル→100万円になる=為替手数料400円

ただ、外貨決済の場合は売却益・配当をドルのまま口座に残しておけるので、わざわざ手数料のかかる「ドル→円」の交換をする必要はありません。

円を使うなら交換する必要がありますが、そうでないのならばドルのままにしておきましょう。

ただ、円貨決済の場合はドルで残しておけないので、売却益・配当ともに毎回必ず円に交換されて為替手数料がかかります。

DMM株は配当・分配金が割高な為替手数料

DMM株は売買手数料が完全無料なのがメリットですが、配当・分配金の為替手数料が割高なのがデメリットです。

DMM株の配当・分配金の為替手数料は「1ドル=1円」です。

・配当10ドル→為替手数料10円=手取り990円
・配当100ドル→為替手数料100円=手取り9900円
・配当1000ドル→為替手数料1000円=手取り99000円

※ 1ドル=100円という前提で、とりあえず税金を考慮しない数字で計算します

配当額が大きければ手数料も大きくなっていくので、そのような人はDMM株以外を使用するか、もしくは証券会社を移管するといいです。

個人的な感覚では、取引回数や金額にもよりますが、年間の配当額1万ドルぐらいが目安です。

まとめ 米国株の手数料について

 

米国株投資の手数料についてまとめました。

米国という他国の株式に投資する以上、為替も絡むので複雑な手数料になることは避けようがありません。

ただ、ひと昔前とは違い、証券会社のサービスは非常に発展して優良なものになっています。

2016年から米国株投資を行ってきた僕の手数料についての雑感は下記のようなものです。

・どの証券会社も特別に割高な(悪質な)手数料設定ではない
・各社が競争しているので、常に値下げ方向である
・いざとなれば証券会社を変えることもできる

一言でいうと、どの証券会社も良いサービスだということです。

しかも、「移管」という形で保有株をそのままに別の証券会社を使うように変更することも可能になっています。

どの証券会社を選んでも失敗ということはないですし、後から変更することも可能です。

僕はなんとなくマネックス証券を使って、それで今日まできています。

あまり手数料の細かすぎることを考えても割りに合わないので、どこの証券会社でも気軽に選んで大丈夫です。

後から変更できます。

どこを選んでいいか分からないという人は、シンプルに考えて決めましょう。

購入手数料・売却手数料が完全無料なのがDMM株です。

 

SBI証券は系列の住信SBIネット銀行を使えば為替手数料が最安にできます。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

手数料も重要ですが、投資で一番大事なのは「何をいつ買うか」です。

まずはそこに考えるエネルギーを使い、その後で手数料を含めて使用する証券会社を決めましょう。

 

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