米国株投資

【答えは数字にあり】なぜ米国株への長期投資がおすすめされているのか?

悩んでいる人
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長期投資で米国株ってどうなんだろうなあ?おすすめという話も聞くけど、本当かなあ?もしやるとしたら、具体的にはどんなやり方がいいんだろう?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・米国株(S&P500)の過去のリターン数値はいくらだったか
・具体的なS&P500連動のETF・投資信託にはどんなものがあるか
・米国株投資のおすすめ証券会社

米国株投資家のウォール街ちん太(@wall_gai_chinta)です。

僕は2016年から米国株に投資していて、現在は長期投資として1700万円ほど保有しています。

長期投資の対象として米国株は最適です。

その理由は米国株がこれまで長期的に右肩上がりだったからです。

以下は米国株指数「ダウ平均株価」の1900年からの超長期の値動きです。

たまに下落はありますが(2000年・2008年)、そこから回復して再び上昇してきたのが米国株です。

この値動きがはっきりと確認できるため、米国株は長期投資の対象としておすすめできるものになっています。

この点、米国株に具体的に投資する方法は1つではなく複数あります。

そこで、この記事ではあらためて米国株への長期投資の魅力とその具体的な方法についてまとめていきます。

この記事を読めば、なぜ世間で米国株がおすすめされているかの理由が具体的な数字と共に簡単に分かりますので、ぜひ最後まで目を通していただければと思います。

長期的に成長していく米国株へ上手く投資できれば、人生が進むのと同時に経済的・精神的な豊かさも成長させることが可能です。

【答えは数字にあり】なぜ米国株への長期投資がおすすめされているのか?

米国株が長期投資に向いているのは株価が右肩上がりだからです。

日本の日経平均株価のような株価指数で、米国にはS&P500という株価指数があります。

これは米国の大型企業500社を対象にしたもので、長期的に株価はずっと上昇してきました。

・S&P500 40年チャート

短期的には下落がありますが(2000年・2008年)、そこから回復して再び上昇しているのが確認できると思います。

この回復の速さが米国株の1つの魅力です。

例えば日経平均株価は1990年から下がり始めて、未だに全く回復できていません。

・日経平均株価 1946年~

バブルが崩壊した1990年頃から下がり始めて(画像の中央からやや右)、その後は全く元に戻れていません。

米国株は2000年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックで50%ほど下落していますが、それぞれ1年半~2年半で元に戻りました。

もちろん、50%の下落ということは自分の資産が半分になっているということなので、その影響を受けた人たちにとっては大変な出来事です。

といっても、日経平均株価とは違い何もせず時間が経つだけで回復できたので、それが米国株へ投資することの1つのメリットといえます。

S&P500 1年ごとのリターン(超長期)

今度は先ほどのS&P500の1年ごとのリターンを超長期の表で見てみます。

チャートは漠然とした形のイメージなので、1年で区切った数字の方が具体的で分かりやすいはずです。

年の初めから年末までにどれぐらいのリターンがあったかの%の数字となります。

・S&P500 1926年~2019年

※ 長いと感じたらザっと流して見て下さい(むしろ、その方が全体の印象をつかめるかも?)

S&P500 1年トータルリターン
1926年 11.62
1927年 37.49
1928年 43.61
1929年 -8.42
1930年 -24.90
1931年 -43.34
1932年 -8.19
1933年 53.99
1934年 -1.44
1935年 47.67
1936年 33.92
1937年 -35.03
1938年 31.12
1939年 -0.41
1940年 -9.78
1941年 -11.59
1942年 20.34
1943年 25.90
1944年 19.75
1945年 36.44
1946年 -8.07
1947年 5.71
1948年 5.50
1949年 18.79
1950年 31.71
1951年 24.02
1952年 18.37
1953年 -0.99
1954年 52.62
1955年 31.56
1956年 6.56
1957年 -10.78
1958年 43.36
1959年 11.96
1960年 0.47
1961年 26.89
1962年 -8.73
1963年 22.80
1964年 16.48
1965年 12.45
1966年 -10.06
1967年 23.98
1968年 11.06
1969年 -8.50
1970年 4.01
1971年 14.31
1972年 18.98
1973年 -14.66
1974年 -26.47
1975年 37.20
1976年 23.84
1977年 -7.18
1978年 6.56
1979年 18.44
1980年 32.42
1981年 -4.91
1982年 21.55
1983年 22.56
1984年 6.27
1985年 31.73
1986年 18.67
1987年 5.25
1988年 16.61
1989年 31.69
1990年 -3.10
1991年 30.47
1992年 7.62
1993年 10.08
1994年 1.32
1995年 37.58
1996年 22.96
1997年 33.36
1998年 28.58
1999年 21.04
2000年 -9.10
2001年 -11.89
2002年 -22.10
2003年 28.68
2004年 10.88
2005年 4.91
2006年 15.79
2007年 5.49
2008年 -37.00
2009年 26.46
2010年 15.06
2011年 2.11
2012年 16.00
2013年 32.39
2014年 13.69
2015年 1.38
2016年 11.96
2017年 21.83
2018年 -4.38
2019年 31.49

引用:SlickCharts S&P 500 Total Returns

1926年から2019年までのS&P500の1年ごとのリターンの数字です。

この数字を見てどのように感じるでしょうか?

米国株投資歴4年の僕があらためて見た雑感は以下のようなものです。

・1929年からの4年連続マイナスがかなりきつい
・2000年からの3年連続マイナスもきつい
・2008年のリーマンショックはイメージと違い回復がめちゃくちゃ早い
・ざっと見てプラスになっている年が多すぎる

株価には上げ下げがありますが、中でも「ウォール街の株価大暴落」からの世界恐慌となった1929年以降は大変に厳しい数値です。

・1929年=-8.42%
・1930年=-24.90%
・1931年=-43.34%
・1932年=-8.19%

仮に1929年の最初にS&P500へ100万円投資していたとしたら、約4年後の1932年の終わりにはそれが35万円になっています。

計算すると4年間で-65%となり、ひどい数字です。

これは1929年の年初の株価から計算して-65%なので、10月の大暴落の直前の高値で買っていたら-65%どころか4年で-90%にもなっています。

ただ、ここまで極端にマイナスが大きくなることは他にはありません。

2000年からのITバブル崩壊も長い下落ですが、期間・下落率ともにさすがに1929年ほどではありません。

・2000年=-9.10%
・2001年=-11.89%
・2002年=-22.10%
・2003年=28.68%

それよりも、全体をざっと見てプラスになっている年が見るからに多いことが分かると思います。

チャートだけでは分かりづらいですが、S&P500というのは過去を見る限りは年間のリターンがプラスになることの方が圧倒的に多いです。

回数でとらえたら、以下の通り。

・プラスの年=69回
マイナスの年=25回

そして、マイナスの年の数字がプラスの年の数字よりも特別に大きいわけではありません(むしろ、プラスの数字の大きさの方が目立つ)。

このように、長期的にみたらどう見ても圧倒的なリターンをたたき出しているのがS&P500指数の数値です。

この物凄いリターンの数字が歴史的に証明されているからこそ、投資では米国株が定番のようにオススメされることになっています。

米国株に投資する方法

米国株に長期投資をする場合、最も安全で確実なのはダウ平均株価やS&P500のような米国の株式指数に投資することです。

個別株として1つの企業に投資してもいいのですが、それは株式指数への投資に比べて値動きの幅が激しく、また倒産するリスクもあります。

これがS&P500だった場合、S&P500は米国の大型企業500社を扱う株式指数なので、1つの企業へ投資するよりも値動きの幅は小さくて安定しています。

また、どこか1社が倒産しても他の499社が残っているので、全体への影響はそれほど大きくはありません。

今回は、米国株投資で最も有名なS&P500へ投資する方法を紹介していきます。

米国株へ長期投資する場合には王道中の王道の方法です。

ETFと投資信託の違い

S&P500へ投資する場合は、S&P500と同じ値動きをするように設計されている金融商品を買うということになります。

具体的には、S&P500連動のETF・投資信託です。

ETF・投資信託の違いを簡単にまとめます。

売買手数料 管理手数料 最低投資額
ETF 一部無料 安い 高い
投資信託 無料 高い 安い

※ ETF・投資信託全ての話ではなく、S&P500連動のETF・投資信託を扱った場合の比較です

投資信託は無料で売買できます。

ETFの購入は証券会社によっては実質無料になりますが、売却する時は有料なので手数料がかかります。

管理手数料は毎年必ずかかるコストですが、ETFの方が安いです。

最低投資額については、投資信託の方が圧倒的に安いです。

※ 投資信託なら100円からで、ETFの場合は2万円ぐらいは必要です

まとめると、以下のようになります。

・初心者=最低投資額が低く無料で売買できる投資信託が扱いやすいのでおすすめ
・中級者・上級者=長期投資に影響してくる管理手数料を安くするためETFの方がおすすめ

この基準で選べば大丈夫ですが、初心者がETFを買っても特に問題があるわけではありません。

どちらを選ぶかは人それぞれなので、どっちを選んだからといって正解・不正解というものではないです。

S&P500の具体的なETF・投資信託

S&P500と同じ値動きをするように設計されているETF・投資信託は以下の通り。

ETF
・SPDR S&P500 ETF (SPY)
・iシェアーズ・コアS&P500 ETF(IVV)
・バンガード・S&P500 ETF(VOO)
・SPDR S&P500 ETF(1557)」
・上場インデックスファンド米国株式(S&P500) (1547)
・iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (1655)

投資信託
・SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
・eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
・iFree S&P500インデックス
・米国株式インデックス・ファンド
・iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド

数の多さに驚くと思いますが、選び方は簡単です。

どれもS&P500とほぼ同じ値動きをするので、その部分での投資のリターンは同じです。

とすれば、コスト面で見て年間の管理手数料(信託報酬)が一番安いものを選べばOKです。

ETFで最も管理手数料が安いのは0.03%の「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」です。

投資信託で最も管理手数料が安いのは0.0938%の「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」です。

この2つのどちらかを選べばOKです。

※ 僕はETFの「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」を選んで約150万円(14,229.05ドル)買いました

おすすめ証券会社

米国株に限らず、株を買うには証券会社を通して買う必要があります。

S&P500へ投資する場合、ETFと投資信託でおすすめの証券会社は違います。

・ETF=DMM株
・投資信託=SBI証券

理由は単純です。

DMM株は米国株の取引手数料が無料なので、売買手数料なしでバンガード・S&P500 ETF(VOO)が購入できます。

そして、投資信託のSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドはSBI証券でしか買えないので、SBI証券を使う必要があります。

DMM株

DMM株は米国株の取引手数料が完全無料(0円)です。

個別株もETFも無料なので、バンガード・S&P500 ETF(VOO)も無料で買えます。

他の証券会社では必ず0~20ドルの手数料がかかるので、取引手数料に関してはDMM株が完全に一歩進んでいます。

ただ、DMM株は配当金の為替手数料が1ドル=1円で他の証券会社よりも割高というデメリットがあります。

配当金のイメージ(1ドル=100円で計算)

DMM株:配当100ドル→為替手数料100円→手取り9900円

SBI証券など:配当100ドル→為替手数料25円→手取り9975円

もっとも、売買手数料無料よりも配当金の為替手数料がデメリットになるかどうかは、配当額・取引額・取引回数で総合的に決まるため一概には言えません。

シンプルにとらえると、配当額が大きければデメリットは大きくなりますが、取引額・取引回数が多ければ売買手数料無料のメリットが上回ります。

初心者の方はいきなり大きな金額を運用するべきではないので、まずは売買手数料無料のDMM株で米国株を始めてみるのが良い方法です。

米国株が長期投資に向いているのは間違いないので、まずはどこの証券会社でもいいので始めてみるのが大事です。

※ 個人的に証券会社にはそれほどこだわる必要はないと思っているのですが、いざとなったら保有しているものはそのままの状態で「移管」という形で証券会社を変更することもできます

投資は焦る必要はないですが、早く始めればそれだけ早く経験を積むことができます。

DMM株は取引手数料が一律無料と分かりやすいので、初心者が米国株に投資する際にはおすすめです。

口座開設は無料で維持管理手数料などもかかりません。

この機会にDMM株を使って米国株に投資を始めてみましょう。

SBI証券

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドはその名の通りSBI証券でしか扱っていません。

S&P500連動の投資信託で最も管理手数料が安いのがこのファンドなので、投資信託でS&P500へ投資しようと思ったらSBI証券を使う必要があります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

まとめ 米国株への長期投資

米国株への長期投資は過去のデータから見て物凄い結果が出ること、そしてその具体的なやり方としてS&P500指数連動の商品に投資する方法を紹介してきました。

S&P500への投資は簡単で高い結果が出るため投資の最適解の1つあることに間違いはないのですが、あまりに簡単すぎるため逆にそこまで採用されていない方法でもあります。

初心者が投資を始めたら徐々に自分に合った方法にやり方は変化していくものですが、S&P500は投資対象としては正解なので最初に購入するものとしては自信を持っておすすめできます。

米国株への長期投資を確実に実行していけば、自分の人生が進むと同時に自分の資産も増えていくことになります。

人生の経済的・精神的な豊かさを手に入れるためには米国株への投資は強力な手段にできるものです。

ぜひこの機会に米国株への長期投資を始めてみましょう。

DMM株なら売買手数料無料でバンガード・S&P500 ETF(VOO)が買えます。

口座開設は無料で、維持手数料などもかかりません。

 

管理手数料が最安のS&P500の投資信託「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」を買えるのはSBI証券だけです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

 

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