IPO投資

【リアルな数字】IPOの本当の当選確率とは?

初心者
初心者
IPOの当選確率って実際はどれぐらいなんですか?全然当たらないんですけど・・・

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・IPOの本当の当選確率
・僕の5年間のIPOの当選確率
・当選確率の高い証券会社とIPOの特徴
・当選確率とIPO投資の本当の関係

IPO投資家のウォール街ちん太(@wall_gai_chinta)です。

僕はIPO投資を始めてから5年で25回当選しています。

5年間のIPO投資の当選確率は全体で約1.2%でした。

例 83回の抽選申込みで当選1回=当選確率1.2%

この点、IPOの客観的な当選確率は分かりません。

※ 当選確率を証券会社が公表しないので調べることは不可です

もっとも、僕の5年間の経験から「当選しやすい証券会社」・「当選しやすいIPO」には特徴があることが分かりました。

そこで、今回は僕の実体験を基にIPO投資の当選確率について具体的な数字をまとめていきます。

この記事を読めばIPOの「どこに力を入れれば当選確率が上がるか」が理解できるようになるので、ぜひ最後まで読んでIPO投資の当選確率を上げるのに役立てて下さい。

IPOの本当の当選確率

証券会社が公表しないので、IPOの本当の当選確率の数字は分かりません。

ただし、当選確率についてのヒントはあります。

SMBC日興証券の番号

SMBC日興証券でIPOの抽選申込みをすると、自分の受付番号が表示されます。

この申込み番号が「申込み数」だとすると、ある程度の申込み数は調べることができます。

※ 画像では「0012562番」となっています(12562人目の可能性あり)

IPOの訂正目論見書で当選数が分かるので、これで当選確率の推定が可能です。

当選確率=当選数÷申込み数

もっとも、SMBC日興証券が正式に発表しているわけではないので、あくまで参考程度の数値です。

楽天証券では当選確率の公表あり

実は楽天証券のみ当選確率の正確な数字が分かります。

抽選結果を確認するページで当選確率が表示されているからです。

これは楽天証券のみで、他の証券会社では分かりません。

僕の5年間のIPOの当選確率

IPOの客観的な当選確率は分かりません。

そこで、参考として僕の5年間のIPO投資の当選確率をまとめます。

5年間の当選確率は以下の通りでした。

・抽選申込み数=1946回
・当選数=25回
・当選確率=1.2%

当選した全てのIPO・証券会社は以下の通り。

2015年
ブランジスタ 大和証券
AppBank 野村證券
ゆうちょ銀行 東海東京証券
大和証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
マイネット 大和証券
2016年
ラサールロジポート投資法人 SMBC日興証券
LINE マネックス証券
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 SMBC日興証券
ユーザベース みずほ証券
JR九州 SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
松井証券
イントラスト×2 みずほ証券
2017年
SGホールディングス 大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
ミダック 岡三証券
2018年
ヒューマン・アソシエイツHD 大和証券
メルカリ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
アイリックコーポレーション 野村證券
2019年
日本国土開発 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
Sansan マネックス証券
CHATWORK 大和証券
SOSILA物流リート 大和証券

毎年必ず当選はしています。

証券会社は20社以上使っていますが、当選しているのは合計で9社のみです。

※ 10社以上が一度も当選していないことになります

証券会社別の当選回数・当選確率

次に当選回数・当選確率を証券会社別にまとめます。

以下の通りです。

証券会社 当選回数 当選確率
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 5回 8.9%
大和証券 7回 5.3%
松井証券 1回 3.3%
野村證券 2回 1.9%
東海東京証券 1回 1.5%
みずほ証券 3回 1.4%
SMBC日興証券 3回 1.3%
マネックス証券 2回 1.3%
岡三証券 1回 0.7%

当選回数・当選確率ともに「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」・「大和証券」が頭一つ抜けて良い結果となっています。

他は全て1~3回の当選です。

主幹事の当選回数・当選確率

次は「主幹事(しゅかんじ)」という観点で当選回数・確率をまとめてみます。

※ 主幹事とは、簡単に言えば「そのIPOの上場に関して多くの役割を果たした」証券会社のことです

IPOはその時々で主幹事の証券会社が多くの量を売り出すのがルールとなっています。

主幹事が売り出すIPOの量は、多い時でそのIPO全体の8~9割にもなります。

売り出す量が多いため、主幹事の証券会社では圧倒的に当選確率が高くなるものです。

「主幹事の証券会社への申込み」でまとめると、僕の5年間のIPO投資の結果は以下の通りです。

・抽選申込み=315回
・当選=12回
・当選確率=3.8%

当選確率が「3.8%」なので、全体の当選確率「1.2%」よりも3倍以上の数値です。

主幹事の証券会社は明らかに当選確率が高いといえます。

主幹事以外の当選回数・当選確率

主幹事の当選確率が高いということは、逆にいえば「主幹事以外の場合の当選確率は低い」ことになります。

主幹事以外の証券会社のデータをまとめると下記の通りでした。

・抽選申込み=1631回
・当選=13回
・当選確率=0.7%

当選確率が「0.7%」なので、全体の当選確率「1.2%」の6割ほどに下がっています。

主幹事ではない証券会社だと当選確率が明らかに低いことを示す数字です。

当選確率の高い証券会社の特徴

以上によると、僕の5年間のIPO投資で当選確率の高い証券会社トップ3は下記の通りになります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 8.9%
大和証券 5.3%
松井証券 3.3%

結果的にこの3社が高い当選確率になりましたが、そうなったのには明確な理由があります。

高い当選確率の理由は下記の2つです。

・主幹事になる回数が多い
・大型IPOで当選

2つの理由を証券会社に当てはめると以下の通りです。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大型IPOで当選
大和証券 主幹事になる回数が多い
松井証券 大型IPOで当選

この2つの理由こそがIPO投資で当選確率の高さに最も直結する要素です。

※ この2つを上手く使いこなせるかどうかで、IPO投資の当選確率は大きく変わります

一つずつ順番に解説していきますね。

主幹事になる回数が多い

主幹事は売り出すIPOの量そのものが多いので、客観的に見て当選確率は高いです。

また、僕の経験でも主幹事の証券会社は明らかに当選しやすいものでした。

当選25回のうち、主幹事の証券会社で当選していたIPOは14回でした。

以上によれば、主幹事になる回数が多い証券会社をIPO投資で使うのは必須です。

この点、主幹事になる回数が多い証券会社のトップ5は毎年同じで、以下の5社になります。

・大和証券
・SMBC日興証券
・野村證券
・みずほ証券
・SBI証券

僕の当選25回のうち、半分以上である15回がこの5社での当選です。

年によって数に変化はありますが、ここ数年の傾向では毎年この5社が入れ替わって常に主幹事数のトップ5になっています。

IPOで当選するためには、まずはこの5社を確実に使いこなすことは必須です。

大型IPOで当選

「大型IPO」というのは、売り出す量そのものが圧倒的に多いIPOのことです。

以下が近年の大型IPOの例となります。

・ゆうちょ銀行
・日本郵便
・かんぽ生命
・JR九州
・佐川急便

大型IPOは通常のIPOよりも10倍以上の数が売り出されるので、単純に当選確率が圧倒的に高くなります。

例:通常IPOと大型IPOの売り出し数

・通常IPO=1000万株
・大型IPO=1億株

大型IPOは数がとてつもなく多いので、複数の証券会社で同時に当選するということが普通に起こります。

僕も「ゆうちょ銀行」・「JR九州」・「佐川急便(SGホールディングス)」で複数当選しました。

大型IPOは最も当選確率が高いので、可能な限り申込みを行っていくことがIPO投資で当選確率を高くするコツです。

大型IPOが具体的にどれだけの量を売り出すのかについては「実はたった2つしかないIPOの戦略を経験者が教えます」で解説していますので、興味のある方は参考にしてみて下さい。

まとめ 当選確率とIPO投資の本当の関係

当選確率のおさらい

IPOの当選確率について、もう一度まとめます。

・客観的な当選確率は不明
・僕の5年の結果は当選確率1.2%

さらに、主幹事とそうでない証券会社で当選確率が大きく違いました。

・主幹事=3.8%
・主幹事以外=0.7%

当選確率が高かった証券会社の特徴は以下の2つです。

・主幹事になる回数が多い
・大型IPOで当選

当選確率の本当の意味とは?

実は当選確率が役に立つのはIPOに「優先順位をつける時」のみです。

理由は以下の通り。

・IPOは当選確率が低くても当たる時は当たる
・とにかく多く申込むのが当選確率が一番高くなる

僕のIPO投資で利益額のトップ2位・3位は特に当選確率が高い状況ではなく当選したものでした。

※ 大型IPOではなく、主幹事以外の証券会社で当選です

IPOの名前 利益額
メルカリ 15万7693円
LINE 12万7110円

確率はあくまで確率でしかないので、当選確率が低くても当たる時はIPOは当たるものです。

資金の関係で優先順位をつける時のみ役に立つのが当選確率ということになります。

以上によると、IPOで当選するための最も効率的なやり方は以下の通りです。

①とにかく多くの抽選申込みをする
②全部申込めない場合は当選確率の高い状況を優先して申込む

IPOはとにかく「①多く申込むことを②継続すること」だけが当選につながります。

まだ一度も当選したことがない初心者は不安にもなると思いますが、継続すればIPOは必ず当選できるものです。

この記事の当選確率を参考にして、抽選の申込みを淡々と続けて当選につなげましょう。

今回は以上です。

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