IPO投資

【最大額は?】値下がりしたIPOの実際の数値をまとめます

悩んでいる人
悩んでいる人
IPOで公開価格より値下がりすることはあるらしいけど、実際はどれぐらい値下がりすることがあるんだろうなあ?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・IPOはどの程度の値下りをするか近年の例で解説します
・値下がりするIPOを避ける方法を解説します

僕はIPOを5年やって利益は約100万円ですが、当選25回で1度だけ公開価格より1万円ぐらい値下がりして損をしたことがあります。

初値予想を見ながら値下がりしそうな銘柄は避けていたつもりでしたが、それでも完全には避けられませんでした。

今回は、そんなIPOの値下がりについてまとめていきたいと思います。

IPO 値下がり

毎年、全体の約10%ぐらいは公募割れして値下がりするIPOが出ます。

件数は下記の通りです。

・2017年 8件
・2018年 10件
・2019年 8件

勝率の高いIPOといえども、全体数で見ると10%ぐらいは負ける可能性があるということになります。

値下がり金額 上位

具体的にどれぐらい値下がりするのかを近年の例で見てみます。

100株の初値売りで見た値下がり額上位は下記の通りです。

・2017年

・1位 西本Wismettacホールディングス -2万8500円

・2位 スシローグローバルホールディングス -1万7000円

・3位 LIXILビバ -1万300円

 

・2018年

・1位 自律制御システム研究所 -5万7000円

・2位 ポート -5万5000円

・3位 Delta-FlyPharma -3万8500円

 

・2019年

・1位 大英産業 -1万9000円

・2位 SREホールディングス -1万7500円

・3位 Chatwork -1万2000円

当選した銘柄が運悪く値下がりするものだったら、多いと5万円ぐらいは損をする可能性があるということになります。

ただ、初値が値下がりしそうなものかどうかは事前の初値予想でだいたい知ることができます。

IPOの初値予想という情報はかなり正確です。

有料サービスでも個人のサイトの情報でも、予想は実際の初値とそれほど違う数字にはなりません。

※ 上記の値下がり銘柄ですが、初値予想が悪かったのを見ていたので僕はChatwork以外は抽選に申込んでいませんでした。

また、値下がりするといっても普通の株式投資のように株価が半分になるということは、まずありえません。

銘柄自体の値段にもよりますが、値下がり額は大体が数千~数万円程度になります。

以上により、IPOの損失額は限定的なものといえます。

値下がり割合 上位

次に値下がりの割合(%)も見てみます。

・2017年

・1位 西本Wismettacホールディングス -6.0%

・同率2位 LIXILビバ -5.0%

・同率2位 カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 -5.0%

・2018年

・1位 ポート -37.2%

・2位 自律制御システム研究所 -16.8%

・3位 Delta-FlyPharma -8.1%

・2019年

・1位 大英産業 -12.5%

・2位 Chatwork -7.5%

・3位 ステムリム -7.0%

上記の結果で一番注目すべきなのは、2018年の「ポート」の「-37.2%」という値下がり率です。

かなり大きな値下がり率であり、損をする可能性が少ないIPOといえども危険であることを強く感じる方もいると思います。

この点、2018年のポートがこのように記録的な値下がり率になったことには1つ理由が考えられます。

それは、2018年の12月には世界全体の株価が暴落していたことです。

以下は日経平均株価の5年チャートになります。

青で囲ってあるのが2018年末の暴落部分です。

年末の大暴落だったので、「ブラック・クリスマス」などとも呼ばれていました。

ポートの上場日は12月21日だったので、暴落の影響をもろに受けた可能性があります。

30%以上値下がりをするのは通常のIPOではまずありえません。

そんなに下がったのはこの10年間では3件だけです。

2011年の「スリー・ディー・マトリックス」・「アイディホーム」と、あとは2018年の「ポート」のみです。

※ 2011年は東日本大震災があったので、30%以上値下がりした銘柄の1つ「アイディホーム」はその影響が直撃したものと思われます。

ここ10年の結果を見る限りでは、30%以上の値下がりが相場全体の影響なしで起きるとは考えにくいです。

暴落時のIPO上場は相場全体の影響を受けた特殊な値下がりをすることがありますので、IPO一般の値下がりとは分けて考える必要があります。

通常のIPOの値下がり率としては、運が悪くても「-5~20%」あたりと考えておくのが目安といえます。

値下がりする銘柄を避ける方法

値下がりする銘柄を避ける方法はあります。

上の方でも既に触れましたが、その方法は「初値予想を見る」ことです。

値下がりしてしまう銘柄は、初値予想の時点でも厳しい数値が出ていることがほとんどです。

初値が公開価格よりも下がりそうならもちろんですが、公開価格より少し上がるぐらいでもその銘柄は避けておくのが無難といえます。

初値予想は常に更新される情報なので、ギリギリまで確認することが望ましいです。

当選して購入期間になった後も、実際に購入するかどうかはその時点の初値予想を見て最終的に決めるべきです。

購入を辞退すると一部の証券会社ではペナルティがありますが、一定期間の抽選申込みが不可になったり現在有効な抽選申込みが無効になるだけなので、気にせずに購入は辞退することができます。

お金を増やすためにあえてリスクの少ないIPO投資をやっているので、初値予想が微妙な銘柄をリスクを冒してまで購入するのは本末転倒です。

値下がりする銘柄を避けるには、初値予想を見て欲張らずに行動することです。

まとめ

IPOには必ず値下がりして公募割れする銘柄が出ます。

そして、IPOを長く続ければ続けるほど公募割れに遭う可能性は高くなるものだと考えられます。

※ 僕はIPO5年目で初の公募割れを経験しました。

初値予想を見て行動すれば値下がりする銘柄はかなり避けることができますが、それでも完璧に避けることは不可能です。

もし公募割れ銘柄で損をしてしまったら、自分がそのように至った原因を考えて次に生かしていくしかありません。

そして、ただ運が悪く公募割れで損をしていたのなら、「しょうがなかった」と割り切りましょう。

IPOは続ければ必ず損失よりも利益が多くなってくるので、注意した上での不運な公募割れは気にする必要はありません。

初値予想を見て公募割れ銘柄を避ける方法は下記の記事に詳しくまとめてありますので、興味があれば参考にしていただければと思います。

【真実】IPOで損をする可能性+損を減らす方法を解説します

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