IPO投資

公募割れするIPOの見極め方【経験者が語る】

悩んでいる人
悩んでいる人
IPOは勝率が高いけど、公募割れして損をしてしまうこともあるよなあ。公募割れする銘柄とそうでない銘柄を見極めることはできないのかなあ?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・IPOの公募割れ銘柄の見極め方
・初値予想の使い方
・上場日の環境について

僕はIPOを5年間やって利益は約100万円です。

当選した25回のうち1回は公募割れをして1万3000円の損をしました。

この1回の公募割れは想定外でしたが、他の24回は公募割れせず無事に利益が出ています。

僕が当選25回のうちで1回しか公募割れをしなかったのは、事前に公募割れしそうな銘柄を見極めて避けていたからです。

IPOは勝率が高いですが、全体の1割は毎年公募割れしています。

・参考 2019年 IPOデータ

IPO総数 86銘柄
公募割れ数 8銘柄
公募割れ率 12%

IPOで公募割れ銘柄を避けることは必須です。

IPOは当選確率が低いのに、せっかく当たっても損をしたら意味がありません。

そこで、この記事ではIPO歴5年の僕が公募割れ銘柄とそうでない銘柄の見極め方についてまとめていきます。

公募割れするIPOの見極め方【経験者が語る】

IPOが公募割れするかどうかを判断するには、2つのポイントがあります

・初値予想

・上場日の環境

前者は銘柄自体の要素で、後者はそれ以外の環境の話になります。

初値予想

IPOには「初値予想」という情報があり、これはかなり正確です。

・公開価格1200円

・初値予想1600円

このように具体的な金額で初値の予想がされます。

※ この場合なら100株の初値売りで4万円の利益になります

初値予想は有料のサービスで見ることができますし、また個人のサイトでまとめられたものを見ることもできます。

どちらの情報も十分信頼できます。

僕は検索で見ることのできる個人がまとめた無料情報しか使っていませんが、それでも5年間の結果は24勝1敗でした(勝率96%)。

IPOで公募割れする銘柄を見極めるには、この初値予想を見て判断することが何よりも重要です。

初値予想の使い方

初値予想を見れば公募割れに関してIPOの銘柄を3つに分類できます。

・99%公募割れしない

・99%公募割れする

・どちらともいえない

この3つに上手く対応することがIPOの重要なポイントです。

99%公募割れしない

・公開価格 1800円

・初値予想 6000円

このような銘柄が公募割れすることはまずありません。

公募割れのことを考えずに抽選申込みをしてOKです。

99%公募割れする

・公開価格 1900円

・初値予想 1800円

このような銘柄は公募割れをする可能性が高いです。

仮に公募割れしなくても少額の利益なりますので、無理に参加せずに避けるのが無難でしょう。

どちらともいえない

・公開価格 1800円

・初値予想 1850円

これぐらいの初値予想の銘柄が一番判断が難しいものです。

予想通りなら少額の利益で、運悪く公募割れでも少額の損失になります。

少ない利益のためにリスクを負ってもしょうがないので、このような初値予想の銘柄でも抽選には参加せずに避けておきましょう。

※ ただ、初値予想は時間が経つと好転することもあります。

それを見越して公募割れ予想の銘柄にあえて申込むという方法もありますが、初心者の方はとりあえず避けておくことをおすすめします。

上場日の環境

初値予想をクリアしても、上場日の環境によっては公募割れすることもあります。

以下の状況には注意です。

・複数のIPOが同じ日に上場

・株式市場が暴落中

複数のIPOが同じ日に上場

複数のIPOが同じ日に上場すると、初値が上がりにくい状況が生まれます。

複数のIPOのうち人気がある方を投資家が買おうとした場合、人気のない方は買い手が少なくなります。

その結果、初値が予想よりも低くなるということが起きるのです。

特にIPOの件数が多くなる12月は要注意です。

上場が連日になるほど件数が多いので、当たり前のように同日のIPO上場があります。

株式市場が暴落中

株式市場が暴落中の時は予想よりもはるかに低い初値になることがあります。

2018年の12月は株式市場全体が暴落していて、「ポート」というIPOが記録的な値下がり率で初値がつきました。

ポート
公開価格 1480円
初値予想 1576円
実際の初値 930円
損益 -55000円(-37.16%)

初値が公開価格の「-37.16%」とかなりの値下がりを記録しました。

IPOに限らず株価全体が下がっていたことが原因と考えられます。

当時の日経平均株価の値動きは以下の青い部分です。

※ 日経平均株価 2015~2020年

これは5年間の日経平均株価の値動きですが、5年チャートで見ても2018年末の暴落がはっきりと確認できます。

市場全体が下げ相場だと、IPOでも買い手がつかなくて初値が低くなるということを示す例です。

株式市場暴落時にはIPOの初値が予想外に下がることがあるので注意が必要です。

まとめ

IPOの公募割れ銘柄を見極めるには、まずは初値予想を確認することです。

そして、初値予想を確認した銘柄であっても、公募割れを防ぐためには上場日の環境にも十分注意しておく必要があります。

ただ、ここで1つだけお伝えしたいことがあります。

それは、公募割れ銘柄を避けるための努力は銘柄購入の時までしかできないということです。

初値予想や上場日の重なりをクリアしたので購入したとしても、そこから上場日までに株式市場が大暴落するということはありえます。

そうなった場合、もうIPOを購入してしまったので公募割れの可能性を避けることはできません。

初値で売らずに持ち越すという方法も考えられますが、そうした場合はもうIPO投資ではなく普通の株式投資に近いです。

購入した後に株式市場が暴落するなど予想外のことが起きたら、それはもう仕方がないことです。

自分でコントロールできないことを気にしてもしょうがないので、それは忘れましょう。

初値予想と上場日の環境に注意しつつ、ひたすら抽選に申込み続けることだけがIPOで成功する近道です。

 

公募割れをしたら損失となりますが、実際にIPOではどれぐらいの損失が発生するのかは下記の記事でまとめてあります。もし興味があれば参考にしていただければと思います。

【最大額は?】値下がりしたIPOの実際の数値をまとめます

 

値下がりとは逆に、こちらは値上がりの記事です。IPOで1等賞に当選すると利益がいくらになるのかをまとめました。

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