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SBIネオモバイル証券(ネオモバ)を解説【ひとかぶIPOとは何か】

悩んでいる人
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IPO投資でSBIネオモバイル証券(ネオモバ)ってどうなんだろう?ひとかぶIPOって何なんだろう?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・SBIネオモバイル証券とは
・SBIネオモバイル証券で口座開設する方法

・ひとかぶIPOの始め方

僕はIPOを5年やってきて利益は約100万円です。

IPOで証券会社を20社以上使っているので、IPO投資における各証券会社のメリット・デメリットは理解しています。

この点、SBIネオモバイル証券(通称:ネオモバ)はまだ設立されたばかりの証券会社なので、IPOをやる上で実際にどれぐらいの価値があるのかはまだ定まっているとはいえません。

それもふまえて、この記事ではSBIネオモバイル証券でのIPOについて分かりやすく解説していきます。

この記事を読めばIPO投資におけるSBIネオモバイル証券の位置づけがつかめますので、ぜひ最後まで目を通していただけたらと思います。

SBIネオモバイル証券(ネオモバ) 概要

SBIネオモバイル証券(ネオモバ)とは

SBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)は、SBI証券とTポイントを運営する会社「CCCマーケティング」が共同出資して2018年に設立した証券会社です。

このネオモバでもIPOを扱っているので、IPO投資は可能です。

ネオモバの証券会社としてのサービスの主な特徴は以下の通りです。

・Tポイントで株が買える

・株を1株から買える

・株の売買手数料が定額制

・IPOが1株から抽選に申込める(ひとかぶIPO)

この最後の「1株からIPOの抽選に申込める」というのがネオモバのIPO投資の大きな特徴になります。

これまではどの証券会社もIPOの抽選申込みは100株からでした。

申込むのも購入するのも、最低単位が100株です。

例えば、公開価格1000円のIPOを買う場合、100株なので10万円が必要です。

これがネオモバなら1株単位で申込みができるので、当選すれば1株を1000円で買うことができます。

1株からなので、ネオモバでは「ひとかぶIPO」というサービス名になっています。

1株なら当選しても利益は少ないですが、当選確率は高くなることが予想できます。

※ ちなみに僕の5年間のIPOは全証券会社の合計で「申込み1946回」・「当選25回」だったので、当選確率は1.2%でした。

ネオモバは1株から申込めるので、当選数自体が増えて当選確率がかなり高くなると思われます(設立されたばかりで実績が少ないのでまだはっきりとは分かりませんが)。

1株ということで利益が下がる代わりに「当選確率が低い」という従来のIPO投資のデメリットを解消できるのがネオモバのIPOです。

ネオモバのIPO実績

ネオモバはまだ設立されたばかりの証券会社なので、IPOの実績は1社しかありません。

IPO実績 2019年に1件
・「BuySell Technologies」

※ BuySell Technologiesは公開価格から初値が92.75%値上がりしました

ネオモバが扱うIPOが増えるかどうかは、今後の状況次第です。

ネオモバはSBI証券が出資して設立したので、SBI証券のIPOの一部を委託されて扱っていくことになります。

この点、SBI証券はIPOの取扱い数が全証券会社の中で一番多いです。

SBI証券 IPO 主幹事 + 引受幹事数(委託含む)

・2017年=83件
・2018年=86件
・2019年=82件

SBI証券のIPO取扱い数が業界トップなので、そこから委託を受けるネオモバのIPOも今後は増えていくことが期待できます。

※ 「株取引をお手軽に」というコンセプトで、「ひとかぶIPO」という斬新なサービスを持ってわざわざ設立されたのがネオモバです。

そのネオモバのIPOの扱いが今後あまり増えていかないということは、個人的には考えにくいと思っています。

ひとかぶIPO 始め方

ネオモバでIPOに申込むには、必ず「ひとかぶIPO」というサービスを使う必要があります。

ひとかぶIPOを始めるには、以下の手順で準備を進めます。

・口座開設・クレジットカード登録
・アプリをダウンロード
・予定・スケジュールを確認
・入金
・申込み・当選確認

口座開設・クレジットカード登録

まずはネオモバに口座開設する必要があります。

ネオモバのページから進めていく口座開設の手順は大きく分けると3つです。

①基本情報の入力
②本人確認書類のアップ
③取引パスワードの受け取り

口座開設ではクレジットカードの登録をする必要があります。

※口座開設からクレジットカード登録完了までには、1~2週間かかる場合があります。

ネオモバのIPO申込み期間は短いです。2019年の「BuySell Technologies」の時は2日半しかありませんでした。

IPOの情報が分かってから口座開設をしても間に合わない可能性があるので、口座開設は早めにやっておきましょう。

SBIネオモバイル証券

アプリをダウンロード

ネオモバでは「ひとかぶIPO」というサービスでしかIPOには申込むことができません。

「ひとかぶIPO」は「ネオモバ株アプリ」というアプリの中の専用サービスです。

そのため、ひとかぶIPOを使用するには必ず「ネオモバ株アプリ」をダウンロードする必要があります。

※「ネオモバ株アプリ」はパソコンではダウンロードできません

「ネオモバ株アプリ」はiPhoneならApp Storeから、AndroidならGoogle Playストアから無料でダウンロードできます。

AppStoreからダウンロードする Google Playストアからダウンロードする

予定・スケジュールを確認

ネオモバで扱うIPOの予定・スケジュールはネオモバの公式ページで確認可能です。

「ひとかぶIPO」のページで画面の下の方で確認することができます。

ネオモバ公式ページ

また、ネオモバ株アプリ内の画面下の虫眼鏡アイコンをタップして、IPO取扱一覧をタップすることでも確認できます。

IPOの情報が分かったら、次は申込むための資金をネオモバに入金していきます。

入金

住信SBIネット銀行が便利

ネオモバへの入金は、自分が普段使っている金融機関などからでOKです。

もっとも、その場合だと金融機関によっては手数料がかかるかもしれません。

この点、ネオモバへの入金方法では「即時入金」というサービスならば無料で入金ができます。

ただ、この「即時入金」は住信SBIネット銀行からネオモバに入金する時だけしか使えません。

住信SBIネット銀行はSBI証券の系列の金融機関なので、その関係で入金の無料が可能になっています。

ネオモバへの入金だけならば自分の使っている金融機関からでもいいですが、IPOで資金を移動させることがあるならば住信SBIネット銀行はなにかと便利です。

月に数回は振込手数料が無料で、キャッシュカードも発行できるので平日の昼間ならコンビニのATMで無料で入出金ができます。

口座開設は無料で口座維持手数料などもかからないので、もし余裕があれば住信SBIネット銀行にも口座開設をしておくことをおすすめします。

住信SBIネット銀行に口座開設する

入金額

ネオモバの「ひとかぶIPO」では申込む時に資金が必要です。

1株から申込めるので、通常の100株のIPOに比べて少ない金額でも可能となります。

銘柄によって価格に違いはありますが、5000円ぐらいあれば9割ぐらいのIPOには1株申込めるはずです。

自分が申込む株数の分の資金を用意しましょう。

※ 「ひとかぶIPO」でIPOに申込む時にTポイントは利用できませんので、そこは注意してください

申込み方法

申込み可能な期間になったら、ネオモバ株アプリ内の画面下の虫眼鏡アイコンをタップして進んでいき申込みをします。

1株から99株まで申込み可能なので、自分の資金に合わせて希望する株数を申込みましょう。

※ 後述しますが、ひとかぶIPOでは当選が1株だけというわけではありません。多くの株数を申込めば、複数株の当選の可能性があります。

抽選

ネオモバのIPO抽選は2種類あり、それぞれの抽選で全体の50%の当選枠があります。

1回目の抽選で落選した人だけが2回目の抽選の対象になります。

抽選の内容は以下の通りです。

・1回目=平等抽選
・2回目=優遇抽選

1回目の抽選は平等です。

この平等の意味ですが、「全ての申込み株数に対してランダムに当選を選ぶ」という意味での平等になります。

注目すべきなのは、「1株当選したとしてもその後の抽選からは除外されない」という点です。

当選しても除外されないので、1株だけではなく、2株・3株と複数の量の当選をする可能性があります。

抽選中においてはその時点の当選経験に関係なく、とにかくひたすらランダムに当選が選ばれていくシステムです。

その結果、多くの当選をする人もいれば、全く当選しない人もいます。

その全く当選しない人が2回目の抽選の対象になります。

ただ、当選しない人の全員ではなく、当選しない人の一部のみが2回目の抽選を受けることができます。

以下の人が2回目の抽選の対象者です。

・20代~30代の若年層
・ネオモバで取引を継続している人

若年層優遇というのは珍しい基準で、他の証券会社ではない条件です。

ただ、優遇の条件の2つとも具体的にどのような基準でどの程度の優遇をされるかは正式には公表されていません。

若年層優遇は何もすることがありませんが、ネオモバの取引状況での優遇ならば、口座開設してから期間が経っている方が評価される可能性はあります。

その意味では、ネオモバの口座開設の完了は早い方がいいといえます。

当選などの注意点

ネオモバの抽選結果は「当選」・「一部当選」・「落選」の3種類で補欠当選はありません。

当選後の辞退は不可です。

そして、IPO投資においては一番重要なことかもしれませんが、ネオモバのひとかぶIPOで購入した銘柄は初値で売却できません。

売却できるのは初値がついた日の翌営業日からとなります。

これはかなり注意しなければならないポイントです。

というのは、IPOでは初値がバブル状態でその後は一直線に下落する銘柄があるからです。

※ 2018年にはHEROZという銘柄が初値49000円となりましたが、3日後には30000円を割り40%以上も下落しています。

・HEROZ 上場日からの1週間チャート

IPOが初値で売れないということは、その後の荒い値動きに巻き込まれて損をする可能性も出てきます。

それを避けるためには、初値で相当な値上がりをする銘柄のみを選ぶということも場合によっては必要かもしれません。

売買手数料

売買手数料についてですが、ネオモバは取引の有無に関わらず定額の手数料が1ヶ月ごとにかかります。

1ヶ月の約定金額で具体的な手数料は決まりますが、50万円以下ならば220円(税込)です。

※ ネオモバのサービスを何も利用しない場合は一時停止の手続きが可能です。一時停止中は手数料はかかりません。

IPOのみでネオモバを使用する予定の方は、口座開設と同時に一時停止をして、当選を確認した後に一時停止を解除して使用していけばOKです。

まとめ

以上、ネオモバのIPOについてまとめました。

通常のIPO投資とネオモバのIPO投資を比較すると、あらためて重要なポイントといえるのは以下の2点です。

・1株から申込み可能
・初値売りできない

ネオモバはひとかぶIPOというサービスも含めて少額投資家のために設立されている証券会社です。

特にSBI証券が出資して作ったことからそれが読み取れます。

※ SBI証券のIPOはチャレンジポイント制度はありますが、通常のIPO抽選は圧倒的に金持ち有利で一般投資家はまず当選不可能です

ネオモバでIPOのルールなどが変わることもあると思いますが、そもそも少額投資家のために設立されている証券会社なので、資金の少ない人が不利になるようなルールに改悪されることはないと思います。

そのため、資金の少ない投資初心者の方が使いやすいといえるのがネオモバです。

また、1株単位で当選確率が高くなっていることもIPOの当選未経験の方には重要なポイントといえます。

IPOは初当選するまでが精神的に辛いので、なるべく早く当選できることが望ましいです。

※ 僕は2015年にIPOを始めて、初当選するまで3ヶ月かかり抽選に96回連続で落選しました

最初の当選をすることができればIPOを続けるモチベーションにもなりますので、その意味では当選確率の高いネオモバはIPO初心者の方は優先して使うべきです。

僕は連続で336回落選したこともありましたが、5年IPOを続けたらなんだかんだで利益は約100万円ぐらいになっています。

当選して長くIPO投資を続けていくためにも、ネオモバは積極的に利用していきましょう。

最初の口座開設には少し時間がかかりますが、その後は口座維持手数料などはかかりません。

ちょっとだけの手間で、その後の「IPOでいつでもネオモバが使える」という状況はずっと続きます。

申込み期間の短いネオモバではIPOの情報が出てからでは間に合わないこともあるので、この機会にぜひ口座開設をしてしまいましょう。

SBIネオモバイル証券
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