IPO投資

【真実】IPOで損をする可能性+損を減らす方法を解説します

悩んでいる人
悩んでいる人
IPOってほぼ勝てるらしいけど、損をすることはあるのかなあ?

こんな疑問にお答えしていきます。

本記事の内容

・IPOで損をする可能性について解説します
・IPOで損を避ける方法を解説します

僕はIPOを5年やってきて、25回当選して約100万円の利益です。

25回の当選のうち1回だけ公募割れして13000円ぐらいの損をしました。

IPOは勝率が非常に高いですが、損をする可能性が0%ではありません。

今回はそんなIPOの損失についてまとめていきたいと思います。

【真実】IPOで損をする可能性

IPOは公開価格で買って初値で売るだけの単純な作業です。

公開価格よりも初値が下がったら損失となります。

公開価格よりも初値が下がることが「公募割れ」で、近年の公募割れ件数は以下のようになります。

・2017年

IPO総数 90銘柄
公募割れ数 8銘柄
公募割れ率 9%

 

・2018年

IPO総数 90銘柄
公募割れ数 10銘柄
公募割れ率 11%

 

・2019年

IPO総数 86銘柄
公募割れ数 8銘柄
公募割れ率 12%

 

毎年IPO総数の約10%ぐらいは公募割れしています。

とすると、全体で見たIPOの勝率は90%で、10%は負けるということになります。

損を避ける方法

1割のIPOは損をする可能性がありますが、実はこの割合は減らすことができます。

僕はそれを実践していまして、5年で通算24勝1敗なので損失の確率は4%です。

※ しかも24回目の当選で初の損失だったので、23回目までは勝率100%でした。

損をする可能性を減らす方法は、ずばり「初値予想を見て抽選申込み・購入申込みを中止する」という方法です。

初値の予想を見て、上がりそうなら申込む・上がらなそうならやめる・・・というシンプルな方法です。

IPOの最初の値段である初値は色々なところで予想がされています。

例えば、投資情報を扱う有料サービスなどで知ることができるようになっています(例:フィスコ、トレーダーズウェブなど)。

また、「IPO 初値予想」と検索して上位に表示されるサイトにも初値予想が記載されています(こちらは当然無料で見ることができます)。

この予想は実際の初値とかなり近い数値が出るものです。

もちろん、全く同じということはありませんが、大きく外すことはほとんどありません。

僕は実際にそれで予想を調べながらIPOをやっていて、通常なら10%の損失の確率を4%まで減らせています(途中までは0%でした)。

あくまで予想なので外れることはあります。実際に僕も一度だけ外して13000円の損をしました。

ただ、欲張らずに初値があまり上がらなそうな銘柄を避けていけば、損をする可能性はかなり小さくなります。

初値予想の使い方 具体例

初値予想はS・A・B・C・Dと5段階にランク付けされることが多いので、その表現で例を出してみます。

・公募割れしそうな銘柄

A銘柄 予想 D
公開価格 1500円
初値予想 1450円

この予想ならこの銘柄は必ず避ける必要があります。

予想通りならば、15万円で買ったものが14万5000円の売却価格になるので5000円の損になります(※ 実際はそれに加えて売却の手数料もかかってきます)。

もちろん、初値が予想とは逆に動いて公開価格よりも上がるということは十分ありえますが、この予想でそれを期待するのはギャンブルに近いのでやめた方が無難です。

 

・大きく初値が上がりそうな銘柄

B銘柄 予想 S
公開価格 2600円
初値予想 4800円

この予想ならば全く問題ありません。この銘柄で初値売りをして損が出ることは99.9%ないでしょう。

もちろん、予想よりも低い初値になることはありえます。しかし、元々かなり公開価格よりも高い初値予想なので、下がったとしても損をするまで低くなることは考えにくいものです。

この予想なら迷わず抽選申込みができます。

 

・どちらともいえない銘柄

C銘柄 予想 C
公開価格 1700円
初値予想 1750円

このような銘柄の判断は難しいです。

運が悪いと公募割れもありえる範囲の予想です。

利益が出ても損失が出ても少額になると思います。

予想の数値から公募割れか否かを必ず判断できる基準はありませんが、微妙な予想だったら欲張らずに避けるのが無難です。

お金を増やすIPOで逆に損をしたら意味がありません。

これぐらいの予想だったら抽選申込みをしないか、もしくは購入申込みを辞退するのをおすすめします。

 

なお、初値予想の情報は無料のもので大丈夫です。

無料だから特別に質が低いということもありません。

僕はずっと無料情報を使っていて、それで勝率が96%です。

検索情報でも十分にIPOでは信頼できます。

初値予想を参考にする時の注意点

初値予想を確認する機会は2つあります。

・抽選申込み前
・当選後の購入申込み前

この2つの場面で初値予想を確認し、その後の行動に反映させていく必要があります。

抽選申込み前に初値を確認

IPOは抽選申込みができる時点で初値予想の情報は出回っています。

そのため、初値が公開価格よりも下がりそうならば抽選申込みはしなくてOKです。

ただ、後になって初値予想が高値に変わることもあります。もっとも、それが分かった時に抽選申込み期間が終わっていたらもう何もできません。

この点、このような場合に備えて、初値予想が悪くてもあらかじめ抽選申込みだけはやっておくという方法も考えられます。

この方法ならば、初値予想が高くなっても抽選申込みをちゃんとしているので、当選していればIPOを購入することができます。

その方法をとった場合の結果は以下のどちらかになります。

・予想が高値に変更→購入して初値売りで利益確定

・予想はそのまま→購入を辞退する

高値に変更されたのならば、購入して利益が出る可能性が高くなります。しかし、予想が変わらないのならば、購入しても損をするかもしれません。

購入をしないという選択肢をとることで損をする可能性はゼロにできます。ですが、購入を辞退した場合は一部の証券会社からはペナルティを課されます。

といっても、後述しますがペナルティの内容はそれほど厳しくはありません。

そのため、この方法は実はデメリットが少なく有効な手段であるといえます。

初値が高値変更された時 体験談

ここで僕の体験を一つ伝えたいと思います。

2015年にいわゆる郵政3社「日本郵政」・「ゆうちょ銀行」・「かんぽ生命」の3社がIPOで上場された時のことです。

抽選申込みの時点では初値予想があまり良くなく、そこそこの予想だった「ゆうちょ銀行」のみに抽選申込みをしました。

ただ、抽選発表後に3社の予想が変わり、いずれも最初より高値の予想になりました。

僕はゆうちょ銀行で4社当選していて、1社で17000円ぐらいの利益が出ました。

ところが、郵政3社の中では「かんぽ生命」が70000円ぐらい(税引き前)で一番高い利益になっていたのです。

おそらく抽選に申込めば「かんぽ生命」にも複数当選できていたので、ちょっと悔しい思いをしました(7万円はでかいです)。

かんぽ生命の当初の初値予想は公募割れだったので、この時に初値予想の変化に合わせた抽選申込み戦略の必要性を初めて感じました。

当選後の購入申込み前に初値を確認

当選した後にも必ずIPOの初値予想は確認する必要があります。

前述のように初値予想は変わるので、常に最新の情報を見なければなりません。

もし、初値予想が変わって公募割れする可能性があるのならば、購入は辞退する必要があります。

購入辞退は以下の証券会社でペナルティがあります。

・SMBC日興証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岡三証券
東洋証券

もっとも、ペナルティといっても罰金などの重いものではありません。

ペナルティは以下の二種類です。

・一定期間の新たな抽選申込み不可
・現在有効な抽選申込みが無効

損をするよりもマシなので、この程度のペナルティは受け入れましょう。

市場の急落には影響を受ける

初値予想にある程度の信頼がおけるとしても、それが大きく変わることがごく稀にあります。

株式市場全体が大きく下落している時は、IPOといえどもその影響を受けてしまいます。

例えば、2018年の12月下旬の株価の大きな暴落です。その時のIPOはもろに影響を受けました。

影響の大きかった2銘柄を紹介します。

自律制御システム研究所
公開価格 3400円
初値予想 3900円
実際の初値 2830円
損益 -57000円(-16.76%)

 

ポート
公開価格 1480円
初値予想 1576円
実際の初値 930円
損益 -55000円(-37.16%)

公開価格よりも37%低い初値というのは、IPOを5年やっている僕の経験から見てもありえない数字です。

株式市場が大暴落している時はこのようなことが起こりうるので、その時は初値予想が良くても思い切って購入を辞退する必要があるかもしれません。

体験談 24回目の当選で初損失

僕は一度だけIPOで損をしています。

5年間IPOをやってきた中で、5年目に初の公募割れを経験しました。

CHATWORKという銘柄で13000円の損失です。

この時の初値予想ですが、少し上がるぐらいだったと記憶しています。

といっても、公開価格よりもわずかしか上がらないというものでもなく、購入を辞退するほどではないと判断していました。

そのため、結果が公募割れしていたのは以外でした。

ただ、予想でそこまで危なくないと思っていたので、公募割れの結果になったのは運が悪かったことが原因だと総括しています。

初値が上がらなそうな銘柄に申込んだわけではなく、また初値の確認をしなかったわけでもありません。

自分に落ち度はなかったので、僕は引き続きこれまでと同じやり方でIPOをやっていくつもりです。

まとめ

IPOは勝率100%ではありません。

客観的なデータでみると勝率は約90%です。

ただ、負ける確率を少なくする方法はあり、それを行うことにより僕は5年で勝率が96%でした。

普通の株式投資などと比べたら、勝率96%は凄まじく高い数字です。

僕は一度だけ損をしましたが、それも通算で100万円以上の利益がある中での13000円の損失です(※ 僕のIPOの全ての結果はこちらに詳しく記載してあります)。

IPOを長く続ければ、例え少しの損失を出してもいずれは利益が上回ってくることは間違いありません。

初値予想を上手く使いながらIPOをやっていけば、効率良くお金を増やせるはずです。

損をしない方法を意識しながらIPOを行って、それで損をしたとしてもあまり気にしないことが重要です。

以上です。

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